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スタイリングが難しい理由は、髪にあった!?
スタイリングが難しい理由は、髪にあった!?

毎朝、苦戦する髪のスタイリング。「時間がかかる」「思い通りのスタイルにならない」……。時間のない朝にパパッとすばやく仕上げたいのに、実際は、時間をかけても100%満足という結果には至りにくいもの。それってテクニックがないせい!?いえいえ、そんなことはありません。でも、髪の状態が大きく影響しているといったらどう思いますか?
そこで今回は、なりたいスタイルを叶える美髪の仕込み方とスタイリングテクニックをお伝えします。
今回、スタイリングの指南役として登場してくださるのは、人気サロン『Elme』の井上睦氏。髪質やスタイリングに悩みを持つ女性2人をモデルに、スタイリングを簡単に仕上げる秘策を伝授してくださいました。

クセをいかして
スタイリング時間が1/3に
MODEL No.2 高橋佐知さん
髪の一本一本が細くて柔らかく、クセもあるので、全体的にうねりやすい。アイロンで巻いてもキレイにカールが出にくく、すぐに落ちてしまいます。いい状態が続かないので、結局、結んでしまい、かっちり感が出てしまいます。髪がペタンとなり、トップにボリュームがでにくいのも気になります。

井上’s STYLING POINT

美髪ベースメイク:
高橋さんに必要なのは、髪を乾かす前にオイルをつけて、乾燥によるうねりを防ぐこと。この時、仕上がりの質感が重たくなるようなオイルを使うとペタンとした仕上がりを助長してしまうので、ライトな質感のオイルが理想的。おすすめは、ピトレティカ BS デューウィ ヘアオイル。これでベースの髪を整えると、乾燥を回避しながらも、ふんわりと軽く、まとまりがとてもよくなります。
スタイリング:
クセやうねりがある髪質なので、ストレートやカールのリッチが際立つようなスタイルをするには、テクニックが必要ですし時間もかかります。時短を狙うなら、クセやうねりをいかして、ふんわりと柔らかなアレンジがベスト。高橋さんは、ダメージの少ない健康的な髪ゆえに、カールが出にくく、持続しにくいという特徴があります。カールの形状記憶を期待するなら、アイロンは、細めの26mmがおすすめです。
全体的に毛先をアイロンでワンカールさせます。これだけでも女らしいカールスタイルになりますが、まとめアレンジをするなら、コメカミ、もみ上げ、耳裏部分を残して束ねます。もし、お団子のようなアップスタイルをする場合は、襟足も残すことをおすすめします。結び目を片手で軽く押さえ、髪を引き出して後頭部をふっくらとデザイニングします。その際、結び目のすぐ上あたりから、少しずつ頭頂部方向に髪を引き出すのが失敗しないコツ。最後に、コメカミ、もみ上げ、耳裏に残していた毛束をアイロンで巻き、顔周りで優しく揺れ動くようなニュアンスを添えていきます。仕上げには、少量のモイ バームウォークインフォレストとピトレティカ BS デューウィ ヘアオイルを毛先に揉み込めば完成です。

RECOMMEND ITEM

しっかりと潤いをチャージしながらも、髪に重さを残さないライト感が魅力。高橋さんのように髪のボリュームがペタンと見えがちな人に適しています

CARE POINT

高橋さんのように、髪の分け目がペタッとし、ハリやコシがなくなってきたことでトップにボリュームが出せない…という悩みを持つお客様は、意外と多くいらっしゃいます。そんな方には、多忙な日々による疲れやエイジングの変化に着目した、ピトレティカ VS ペプアップシリーズをおすすめしています。