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毎朝、苦戦する髪のスタイリング。「時間がかかる」「思い通りのスタイルにならない」……。時間のない朝にパパッとすばやく仕上げたいのに、実際は、時間をかけても100%満足という結果には至りにくいもの。それってテクニックがないせい!?いえいえ、そんなことはありません。でも、髪の状態が大きく影響しているといったらどう思いますか?
そこで今回は、なりたいスタイルを叶える美髪の仕込み方とスタイリングテクニックをお伝えします。
今回、スタイリングの指南役として登場してくださるのは、人気サロン『Elme』の井上睦氏。髪質やスタイリングに悩みを持つ女性2人をモデルに、スタイリングを簡単に仕上げる秘策を伝授してくださいました。
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MODEL No.1 八木夏穂さん | ||||
髪質が硬くて太く、直毛で、広がりやすいなど、とにかく扱いにくいのが悩み。アイロンで巻いて、ふんわりとしたカーリースタイルを目指しても、巻き残しがあるとストレート部分が悪目立ちするため、仕上げまでに時間がかかります。そして、いつも途中で断念……。 |
井上’s STYLING POINT
- 美髪ベースメイク:
- まずは、硬く、ハイダメージの髪をしなやかな状態に整えるため、髪を洗った後、ピトレティカ BS ハイパーリペア ヘアセラムを髪に塗布し、なじませてからドライヤーで乾かします。このひと手間で、スルンッとしたまとまりのいい柔らかさが手に入るので、格段にスタイリングしやすくなります。
- スタイリング:
- 硬い直毛をカールスタイルに仕上げるのは、テクニックが必要! そこで、肩に当たると外にはねてしまうという特性をあえて味方につけて、毛先が軽やかで外にカールするようなスタイリングをチョイスしました。単調にならないように、頭の鉢から下は外巻き、鉢より上は内巻きにすることで、ランダムな毛流をつくり、簡単ながら手のこんだようなスタイルに見えます。毛先のボリューム感が重たい印象にならないように、分け目をジグザグにして根本をふっくらと保ち、前髪にも隙間をつくることで、抜け感を意識しました。仕上げに、少量のモイ バーム ウォークインフォレストを毛先に馴染ませます。フィニッシュにピトレティカ BS ハイパーリペア ヘアセラムを毛先にプラスしてあげることで、毛先のパサつきを押さえ、カールの耐久性もアップ◎